商談目的を「業務ボトルネックの確認」に置く
実案件の時系列と時間内訳を優先し、機能詳細は聞かない
THE BRIDGE
案件分析が正しくても、そのままでは質問が散らばり、商談中に機能や費用の話へ流れます。商談設計ブリーフは、現在地から今回確かめることを絞り、商談の終了時に何を合意するかを先に決めるための内部資料です。
DERIVATION RULES
商談目的を「業務ボトルネックの確認」に置く
実案件の時系列と時間内訳を優先し、機能詳細は聞かない
商談目的へ「AIを評価可能な状態かの確認」を加える
過去データ、正解、許容誤差を聞き、AI機能と開発費は決めない
意思決定構造と関係者の認識差を確認する
実務担当、決裁者、データ・IT責任者を次回参加者に含める
業務上の出来事と選択肢を共通言語にする
業務フローと具体例を使い、AI・要件定義の専門語から入らない
本開発条件ではなく、次の判断に必要な調査範囲を合意する
開発総額を確約せず、診断提案と次段階の条件を示す
BRIEF FIELDS
すべてを顧客へ見せる必要はありません。目的、今回は扱わない・決めないこと、終了条件は冒頭と終了時に共有し、残りは提案側の進行判断に使います。
この商談が終わったとき、何を判断可能にするか。目的は1〜2個に絞る。
判断領域、根拠、未判断を短く要約する。断定と仮説を分ける。
正しければ提案の方向が変わる仮説を、確認方法とセットで書く。
商談目的に直結する質問だけを、重要度順に5〜8個置く。
目的に関係しない質問と、根拠不足のため確定しない機能・費用・スコープを明示する。
答えを持つ人、判断する人、導入後に責任を持つ人を役割で指定する。
質問だけでは確認できない事実を、実例・帳票・データで確かめる。
商談終了時に双方で確認する事実、仮説、未判断、合意事項を定める。
次回までに顧客が確認・準備する情報と担当者を決める。
受託側が整理・調査・比較する内容と、次回提示物を決める。
診断、PoC、要件定義、本開発へ進むために必要な確認・合意を書く。
現在約束できる成果を選び、選ばない提案と理由も残す。
WORKED EXAMPLE
見積作成のボトルネックと、AIによる部品判断を評価可能な状態かを確認する。
AI機能詳細を詰める質問、開発費の確定、本開発スコープの固定、AI精度の約束。
過去見積、入力仕様書、BOM、実績原価・工数、改訂履歴、例外・赤字案件。
実案件3〜5件の資料、データ保管場所、次回参加者を準備する。
業務・データ診断の対象範囲、成果物、期間、前提を整理する。
60 MINUTE AGENDA
ボトルネックと評価可能性を確認し、機能・費用は今回決めないと伝える。
直近一件を使い、作業・探索・判断・待ち・手戻りを分ける。
部品選定の根拠、過去データの紐付き、正解の作り方を聞く。
意思決定者、実務・IT責任者、機密、予算・時期の位置づけを確かめる。
確認できた事実、残る仮説、資料、担当者、次回条件を合意する。
WORKING TEMPLATE
案件資料を受け取った時点で仮置きし、商談後は確認状態と宿題を更新します。空欄を埋めることより、決められない理由を明示することを優先します。
# 商談設計ブリーフ 案件名: 商談日時: 参加予定者: ## 1. 今回の商談目的 - ## 2. 現在地の見立て - 判断領域: - 確認済みの根拠: - 主要な未判断: ## 3. 確認する仮説 - 仮説: - 確認方法: ## 4. 優先質問 1. 2. 3. ## 5. 今回は扱わない・決めないこと - ## 6. 必要な参加者 - 役割: - 参加理由: ## 7. 依頼資料・データ - ## 8. 商談の終了条件 - ## 9. 顧客側の宿題 - ## 10. 提案側の宿題 - ## 11. 次段階へ進む条件 - ## 12. 推奨する提案タイプ - 今回の推奨: - 選ばない提案と理由: